【移住後の仕事体験記】ガソリンスタンドでアルバイト:移住後の新しい仕事に挑戦

仕事・収入・副業

田舎に移住して、新しい生活を始めました。

そんなとき、誰もが一度は考えるのが「どうやって収入を得るか」という問題です。

私は52歳で大阪から山口県の山間部へ移住し、空き家バンクを活用して手に入れた3000㎡の土地で鶏を育てたり、家庭菜園を楽しんだりと、自然と寄り添う暮らしを送っています。

そんな中で新たな仕事として選んだのが、ガソリンスタンドでのアルバイトでした。

実際に働いてみると、思った以上に快適で、地域とのつながりも生まれ、今では生活の大切な一部になっています。今回は、その体験をリアルにお伝えします。

危険物乙四の資格を活かせる仕事を探して

田舎では「車がないと生活できない」とよく言われます。確かに、バスも電車も少ないこの地域では、車は生活の足です。そう考えたとき、「ガソリンスタンドは田舎に必ずある仕事だ」と感じたのが、応募のきっかけでした。

実は30代の頃、将来を見越して危険物乙種第四類(通称:危険物乙四)の資格を独学で取得しました。この資格は、給油所での監視業務に必須の国家資格です。

資格を活かせる仕事が近場で見つかり、迷わず応募。そして、週2~3日のペースで、夕方から閉店までの勤務をスタートさせました。

研修はマンツーマン、安心の「マニュアル化」で独り立ち

勤務先はセルフ式のガソリンスタンドで、主な業務は給油の監視、清掃、そして閉店作業です。
とはいえ、未経験だったので最初は不安もありました。

ですが実際の研修では、約2ヶ月にわたってベテランの先輩がマンツーマンで丁寧に指導してくれました。特にPOSレジの操作などは、一つ一つの手順をスマホで写真・動画に記録しながら教えていただき、自分だけの「業務マニュアル」が完成。

わからなくなったときに何度でも見返せるこのマニュアルのおかげで、独り立ちした後も落ち着いて仕事に臨むことができました。

地元密着型の仕事内容と人とのつながり

田舎のスタンドならではの特徴もあります。たとえば、草刈り機(刈払い機)用の混合油を買いに来られるお客様が多いこと。ガソリンとオイルを一定の比率で混ぜる作業は、配合を間違えると機械が故障する原因になるため、細心の注意を払って対応しています。

また、地域のお客様と会話する機会も多く、「ありがとう」と言っていただけることが何よりのやりがいです。

大阪から移住してきた話をすると、「なんで山口に?」と30分くらい話し込まれることも(笑)

そうやって地域の方と少しずつつながっていく時間は、都会では味わえなかった温かさがあります。

快適な勤務環境と生活との両立

セルフスタンドでの勤務は基本的に屋内業務が中心のため、雨風や寒さ・暑さの影響を受けにくく、非常に快適。体力的な負担も少ないので、年齢を重ねた今でも無理なく働けています。

また、勤務時間が夕方から数時間ということもあり、他の活動とも無理なく両立できています。

  • 🐔 鶏の世話や卵の収穫
  • 🥬 家庭菜園での野菜作り
  • 📦 メルカリショップスでの中古メディア販売

これらの作業とアルバイトを並行して行っても、きちんとバランスを保てているのが今の生活スタイルです。スケジュール管理はカレンダーにメモする程度。ガチガチに詰めるより、「ゆるく整える」感覚がちょうど良いのかもしれません。

資格が生活の武器になる!危険物乙四のススメ

給油監視業務を行うには、危険物乙種第四類の資格が必要です。
私自身は独学で取得しましたが、参考書をしっかり読み込めば、十分に合格は可能です。

今後このブログで、【危険物乙四講座】や【独学の勉強法・試験対策】なども発信していけたらと考えています。もし興味があれば、コメントなどで教えてくださいね。

田舎で働く魅力と注意点

田舎での働き方には、都会とは違う魅力があります。

魅力

  • 地域密着の人間関係が築ける
  • 気候の影響を受けにくい快適な作業環境
  • 少ない勤務日数でも暮らしが成立しやすい
  • 資格を活かせるチャンスがある
  • 社員割引などの生活面でのメリットも◎(←燃料代が本当に助かります!)

注意点

  • 車がないと生活が成立しない(特に山間部)
  • 最初の土地勘ゼロ状態はやや不安(→でも会話を通じて地元情報が入ってくる!)

「田舎でのんびり働きながら、ゆるく生きる」。そんな暮らし方が、少しずつ形になってきました。

最後に:移住者だからこそ伝えたいこと

もし今、あなたが田舎暮らしに興味があって、「でも仕事はどうしよう…?」と迷っているなら、一つの選択肢として、ガソリンスタンドの仕事はかなり“アリ”だと思います。

資格があれば武器になるし、人と関われて、しかも快適に働ける。
都会とは違う価値観や人間関係の中で、自分の役割を感じながら暮らしていける場所が、ここにはありました。

今回の体験談が、誰かの背中を押すきっかけになれば幸いです。
ご質問や感想など、ぜひお気軽にコメントください!

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